出発のドック

|American McGee
The Docks of Leaving

4. 出発の埠頭

映像:霧のかかった水辺。広く暗い水面の影。そびえ立つ橋。ガタガタの埠頭。止めることのできない出航。血まみれの漁船が、濁った深淵から得体の知れない生き物を引き上げている。支配的な感覚は、愛するものが抗うことのできない流れに流されていくのを見ているような感覚だ。すべてが湿っぽく、重く、疲れ果てている。霧は決して晴れない。

住人の恐ろしいもの:うつ病のウサギ。悲嘆のウサギ。境界性パーソナリティ障害のウサギ。回避性パーソナリティ障害のウサギ。慢性疲労症候群の猫ちゃん。

物語:第二の労働。少年は憂鬱のウサギと悲嘆のウサギの両方を捕らえる。彼らが精錬を受け、無へと消えていくのを見守る。鎧越しにかすかな罪悪感を感じる。悲嘆のウサギは連れ去られる前に、破れた母親のメモの切れ端を少年に渡す。麻痺はさらに深まる。この時点で、少年は労働の合間の精錬セッションを歓迎しているかもしれない。

錬金術:ニグレドは深まる。ドックは崩壊のような悲しみ――川は掴み切れないものを運び去る。少年は今、自らの感情の破壊に積極的に加担し、嘆き悲しみ、喪失感を味わう術を知っている自身の一部を手放している。鎧を通して感じる遠い罪悪感は、黒化が完全となる前の最後の合図だ。